“中央発條”独自の技術 What’s SASC

スプリングは上下から圧縮すると反発力(ばね反力)が発生して伸びようとしますが、一般的にスプリングではその時上下以外に横方向にも反発力(横力)が発生しています。また、その上下ばね反力の中心を結んだ架空の線を、ばね反力線と呼んでいます。その反力線を最適化する技術が中央発條の“SASC(横力制御ばね《Side Action Spring by CHUHATSU》)です。

SASC
SASC
ノーマル車
横力制御スプリングSASC採用車 「スプリングのばね反力線の方向を最適化」
他社ローダウン/リフトアップ
普通のスプリング 「スプリングのばね反力線は不明確」
SASCにローダウン/リフトアップをプラス
SASCにローダウン/リフトアップをプラス 「ローダウン/リフトアップしつつばね反力線の方向を最適化」
  • SASC 全伸縮域で接触を防止
    “異形スプリング”の理由
    限られたスペースの中にスプリングを納めつつ、そのスペースの中でスプリングが縮み切った時でも接触しないようにするため且つ、反発力の方向を制御するために異形形状にしています。
  • SASC 抵抗が25%低減
    SASCと従来スプリングの摩擦の違い
    SASCと従来スプリング、それぞれを装着した際にダンパーの上下運動(3mm・5mm・10mm)の摩擦抵抗差を数値で表した図です。その差は20N(ニュートン)と微少ですが、SASCは従来スプリングより摩擦抵抗を25%も低減。ダンパーをしなやかに動かします。
    ※従来スプリングとSASCの抵抗値の差は当社比によるものです。
  • SASC 専用バンプラバー
    専用バンプラバー付属
    専用バンプラバーを使用し、車両ごとに最適なストローク量とロール量をセッティングすることによって、さらに快適な乗り心地を向上させています。(一部車種を除く)